まんぷく::日記

2003年から2007年までのはてなダイアリーをはてなブログに移設したものです。現在はhttp://ima.hatenablog.jp/を更新中

「テロとの戦いに勝つ」ってどういうこと?

※不勉強ゆえ、アホなことを書いてるかもしれません

911同時多発テロ後、ブッシュ大統領小泉首相などがよく「テロとの戦いに勝つ」ことを目指すと言っている。でもそれがどういう状態なのか、いまひとつ想像できない。

テロリストに、テロリストとしての活動をやめさせること? とすれば、そうなる状況は2つあるだろう。

  1. テロ活動をしている人たちの目標が達成され、テロを行う必要がなくなる
    • そもそもテロでないと達成できないような目標をかかげているくらいだから、そう簡単にはいかないだろう
  2. テロによっては目標を達成できないと考えて、ほかの方法を検討するようになる
    • テロを行うようになった原因がなくならない限り、そういうことはなさそうだ。もしくは活動が絶望的に粉砕されて、テロの気力がなくなるとか

どっちもちょっと無理そうな気がする。

ところで、イスラエルシャロン首相も、かつてはレジスタンスとして活動し、1946年にイギリス資本のホテルを爆破した事件などに関わっていたそうだ。本人にとってそれは「抵抗運動」だろうけれど、でもそれってテロでしょう。

同じことをしても、テロだったり抵抗運動だったりする。テロは無法な活動であって行うべきでない語感だし、抵抗運動はやむなく暴力に訴える語感がある。

でもやっていることは同じだ。

そう考えていくと、「テロとの戦いに勝つ」ってどういう状態なのかがわからなくなるのだった。

一番ありそうなのは、上でいう「テロリストの活動が絶望的に粉砕されて、テロの気力がなくなる」状態かもしれない。しかしそれは、かつてのテロリストにとって、テロを起こす気にすらならない究極の絶望の世界でもある。絶望の上の世界平和なんていやすぎる。